歯並びと健康の関係|悪い歯並びが引き起こす影響と矯正の重要性 blog

2025.01.21

みなさんこんにちは。 京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。

歯並びは、見た目だけでなく、口腔内や全身の健康にも深く関わっています。この記事では、歯並びの問題点や影響、健康への影響、矯正治療の方法、そして歯並びを良くするための生活習慣までを詳しく解説します。この記事を読むことで、歯並びの重要性を理解し、日常生活での予防策や治療方法を知ることができます。ご自身やご家族の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。

歯並びが悪いと抱える問題点と影響

歯並びが悪いと、以下のような問題が生じる可能性があります。

  • むし歯や歯周病になりやすくなる
  • 咀嚼機能が低下し、消化器官に負担をかける
  • 発音が不明瞭になる
  • 顔の形が歪む
  • 自信がなくなり、心理的な影響が出る
  • 顎関節症のリスクが上がる
  • 口臭の原因になることがある

悪い歯並びとは

叢生(そうせい)

歯が重なり合ってガタガタになっている状態です。清掃が難しく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

上顎前突(出っ歯)

上の前歯が前方に突出している状態です。口が閉じにくく、口呼吸の原因になることもあります。

下顎前突(受け口)

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態です。咀嚼がしづらく、発音にも影響を与えます。

上下顎前突

上顎と下顎の前歯がともに前に出ている状態で、口元が突出した印象になります。

開咬

奥歯を噛んだときに前歯が閉じない状態です。発音や咀嚼に影響を及ぼします。

空隙歯列(すきっ歯)

歯と歯の間に隙間がある状態です。食べ物が詰まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

交叉咬合

上下の歯の噛み合わせが横方向にずれている状態です。顔の歪みや顎関節症の原因となります。

過蓋咬合

上の前歯が下の前歯を深く覆ってしまう状態です。歯や顎に過度な負担をかけます。

お口の健康への影響

むし歯・歯周病

歯並びが悪いと歯磨きがしづらくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、細菌が繁殖しやすくなります。

顎関節症のリスク

噛み合わせが悪いと、顎関節に負担がかかり、口が開きにくい、顎が痛むなどの症状が出やすくなります。

身体の健康への影響

消化器官への負担

噛み合わせが悪いと、食べ物をしっかり噛み砕けず、消化器官に負担がかかります。

からだのゆがみ・痛み

歯並びが悪いと、顎や首、肩の筋肉に負担がかかり、姿勢の歪みや痛みの原因になります。

顔つきにも影響する

歯並びが悪いと、顔のバランスが崩れ、印象が変わることがあります。特に顎の発達に影響を与えます。

歯列矯正を始めるタイミング

小児期と成人の矯正の違い

子どもの矯正は成長を利用できるため、比較的短期間で効果が出やすいです。一方で成人の矯正は骨が固まっているため、治療期間が長くなる傾向があります。

最適な開始時期

小児期の矯正は6〜9歳頃に始めるのが理想とされています。この時期は顎の成長をコントロールしやすく、将来的に抜歯や外科矯正を避けられる可能性が高まります。

成人矯正は何歳でも始められますが、早めに治療を開始することで矯正期間を短縮できることがあります。特に歯並びが悪いことで生活に支障を感じる場合は、できるだけ早めの相談をおすすめします。

まとめ

歯並びは、見た目だけでなく全身の健康にも深刻な影響を与える要素です。むし歯や歯周病のリスクを減らし、咀嚼機能や姿勢、発音の改善につなげるためには、適切な予防と治療が重要です。

吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。 何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。

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監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良