メタルフリー歯科
メタルフリー歯科とは
当院では、金属を使わない『メタルフリー治療』を行っております。金属アレルギーの方でも安心していただける、『セラミック』『ハイブリッド』『ジルコニア』を使用しています。
金属アレルギーについて
金属アレルギーの代表的なものとして、接触性金属アレルギーとよばれるものがあります。これは、ネックレスや指輪などのアクセサリーを身に付けたときによく現れる症状です。
現代人の体質は、大気汚染や食べ物から摂取する添加物などの影響で、免疫機能が著しく低下しているといわれています。つまり、少しのアレルギー因子でも反応してしまう可能性があるのです。
昔の歯科医療では、今では当たり前のように使われているプラスチックでできた「レジン」という材料がなく、アマルガム水銀というものが使用されていました。水銀は溶けるため、徐々に体内に取り込まれてしまう危険性があります。その結果、多くの患者さまがアレルギーを起こしやすい体質になり、金属アレルギーの方が増える一因になった、という説もあるほどです。
現在でも保険治療では、アレルギーを起こしやすいパラジウムとスズが含まれる「12%金銀パラジウム合金」がよく使われています。
アレルギーが起きやすい金属
パッチテストでアレルギーを起こしやすい金属を調べたところ、歯科でよく使用される金属が上位を占めていました。
1位 | 水銀 | 23% |
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2位 | ニッケル | 13.5% |
コバルト | 13.5% | |
3位 | スズ | 12.8% |
4位 | パラジウム | 11.3% |
5位 | クロム | 9.5% |
セラミック、ハイブリッド、ジルコニアの成分と特徴
当院では、金属アレルギーの方でも安心して治療を行っていただける材料を使用しております。それぞれメリット・デメリットがございますので、しっかりとしたカウンセリングを行い、患者さまに合った治療をご提案させていただいております。一度ご相談くださいませ。
種類 | セラミック |
ハイブリット |
ジルコニア |
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成分 | 陶材 | 強化プラスチック | 鉱石の一種 |
メリット |
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デメリット |
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費用とリスク
費用 | 22,000円〜93,500円(税込) ※保険適用外 |
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リスク:セラミックを用いた修復物は脱離・破折等の可能性があります。