歯並びと健康を守る!不正咬合と8020運動の重要性と改善方法 blog
2025.01.21
みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科 です。
「歯列不正」や「不正咬合」といった歯並びの乱れは、見た目だけでなく、咀嚼や発音、さらには全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。また、「8020運動(80歳になっても20本以上の歯を保つ運動)」を達成するためにも、正しい歯並びと噛み合わせの管理が非常に重要です。
本記事では、「歯列不正」「不正咬合」「8020運動」について、原因やリスク、改善方法、そして矯正治療のメリットを分かりやすく解説していきます。最後までお読みいただき、歯の健康維持にお役立てください。
1. 歯列不正とは?
A. 歯列不正の定義と種類
歯列不正とは、歯が正常な位置からずれている状態を指し、出っ歯(上顎前突)、受け口(下顎前突)、乱ぐい歯(叢生)などがあります。これらの状態は見た目の問題だけでなく、噛み合わせや発音に悪影響を及ぼす可能性があります。特に重度の歯列不正は、咀嚼機能の低下や顎関節症のリスクも高めるため、専門的な診断が必要です。
B. 歯列不正の原因
歯列不正の主な原因には、遺伝的要因や指しゃぶり、舌の癖、乳歯の早期脱落などがあります。これらの要因が複合的に作用し、歯の位置や顎の発育に影響を与えます。乳幼児期の習慣や姿勢の乱れも歯列不正を助長するため、早期からの観察と対応が重要です。
C. 歯列不正が引き起こすリスク
歯列不正を放置すると、見た目だけでなく虫歯や歯周病リスクの増加、咀嚼効率の低下を招きます。また、噛み合わせのズレが原因で顎関節症や頭痛、肩こりなどの全身症状を引き起こす場合もあります。さらに、適切に咀嚼できないことで消化不良の原因となることもあります。
2. 不正咬合と健康への影響
A. 不正咬合の特徴と症状
不正咬合は、上下の歯が正しく噛み合わない状態で、開咬や過蓋咬合などがあります。見た目の問題だけでなく、食事のしづらさや発音障害の原因にもなります。特に成長期の子供の場合、放置すると顎の成長に悪影響を与える場合があります。
B. 不正咬合の健康リスク
不正咬合があると、食事の際に食べ物をしっかり噛み砕けず、消化器官への負担が増します。また、噛む力の偏りが原因で歯や顎関節に余計な負担がかかり、顎関節症や顔の歪みを引き起こす可能性があります。
C. 不正咬合の改善方法
不正咬合は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などで改善が可能です。特に子供の矯正治療では、顎の成長を利用した治療が効果的です。成人の場合でも、骨格的なズレがなければ矯正治療で対応できる場合が多いです。
3. 8020運動とは?
A. 8020運動の目的と歴史
「8020運動」は1989年に厚生労働省と日本歯科医師会が提唱した健康推進運動で、「80歳になっても20本以上の歯を保つ」ことを目標としています。高齢期に自分の歯で食事ができることは、健康寿命の延伸に大きく寄与します。
B. 8020達成のメリット
8020を達成すると、食事の楽しみを維持できるだけでなく、認知症予防や生活の質(QOL)の向上にもつながります。さらに、歯が多く残っているほどバランスの良い食事が摂取でき、栄養状態が改善されます。
C. 8020を達成するためのポイント
8020を達成するためには、正しいブラッシングの習慣化、フロスの使用、定期的な歯科検診が不可欠です。特に、虫歯や歯周病を早期に発見し治療することが、歯の長期維持につながります。
4. 歯列不正と8020運動の関連性
A. 正しい噛み合わせの重要性
正しい噛み合わせは、食事の効率や歯の健康を維持する上で不可欠です。歯列不正があると噛む力が偏り、一部の歯に負担がかかりやすくなります。長期的にこの状態が続くと、歯の破損や早期の抜歯につながることがあります。
B. 矯正治療による予防効果
矯正治療によって歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防効果が高まります。また、噛み合わせが改善されることで、歯への過度な負担が軽減され、歯の寿命が延びる効果も期待できます。
C. 長期的な健康維持のための取り組み
8020達成のためには、矯正治療だけでなく、日常的なメンテナンスが欠かせません。定期的に歯科医院でのクリーニングやプロフェッショナルケアを受けることで、より健康的な口腔状態を維持できます。
5. まとめ
本記事では、「歯列不正」「不正咬合」「8020運動」について詳しく解説しました。歯並びや噛み合わせの問題は、見た目だけでなく健康全体に大きな影響を与えるため、早めの診断と治療が大切です。
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監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良