みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「最近、歯科定期検診に行けていない…」
「子どものむし歯が心配だけど、連れて行くタイミングが分からない」
「痛くないのに歯科定期検診って必要なの？」
そんなお気持ちのまま検索される方が、本当にたくさんいらっしゃいます。
毎日忙しく過ごしていると、歯医者さんのことはつい後回しになってしまいますよね。
でも、歯のトラブルは“静かに進む”ことが多く、気づいたときには治療が必要になっていることもあります。
この記事では、
歯科定期検診がどんなことをしてくれるのか、
どんなメリットがあるのか、
どれくらいの頻度で通えばよいのか、
学校健診との違い、
費用の目安など、
読んだ方が「ちょっと行ってみようかな」と気持ちが軽くなるようにまとめています。
１ 歯の定期健診って何をするの？歯科定期検診の中身とやさしいメリット
歯科定期検診は、いま痛い場所を治すためのものではありません。
“これから先、なるべく痛い治療をしないようにするための、大切な予防ケア”です。
子どもでも大人でも、むし歯や歯周病は初期ではほとんど痛みがありません。
そのため、歯科定期検診で定期的にプロがチェックすることが、とても大きな安心につながります。
ここでは、歯科定期検診の主な内容を、やさしく紹介します。
▼ むし歯のチェック（小さな変化も見逃さないために）
小さなむし歯は、自分では気づきにくいものです。
歯科定期検診では、歯と歯の間や見えにくい部分まで丁寧に確認し、必要に応じてレントゲンで内部の状態もチェックします。
ほんの少しのむし歯であれば、削らずに経過を見ることができる場合もあります。
「大きな治療にならないように、早めに見つける」ことが大切です。
▼ 歯周病のチェック（大人に多い病気だからこそ）
歯周病は、気づかないうちに進行してしまう代表的な病気です。
歯ぐきの腫れ、出血、ポケットの深さなどをやさしく調べ、今の状態を丁寧にお伝えします。
痛みが無くても炎症が見つかることは珍しくありませんが、早めに気づけばシンプルなケアで落ち着くことがほとんどです。
▼ 噛み合わせの確認（子どもにも大人にも大切です）
噛み合わせは、歯の寿命にも深く関わります。
食いしばりや夜の歯ぎしりがあると、歯が欠けたり、歯ぐきが下がることがあります。
歯科定期検診で状態を知っておくことで、将来のトラブルを防ぐことにつながります。
▼ プロによる優しいクリーニング（気持ちよい予防ケア）
毎日の歯磨きでは落としきれない汚れがあります。
歯科定期検診では、歯科衛生士が専用の機械や道具を使い、歯を優しく磨き上げます。
「終わったあと口の中がスッキリする」「きれいになると気分まで軽くなる」と喜ばれる方が多いケアです。
▼ 家庭でできるケアのアドバイス
仕上げ磨きのコツ、フロスの使い方、おやつの取り方など、その人の生活に合わせたアドバイスもお伝えします。
「ここを少し変えるだけでもっと磨きやすくなりますよ」といった、今日から使える実用的なヒントがたくさんあります。
２ 歯科定期検診の頻度はどれくらい？やさしく続けられるペース
歯科定期検診は 3ヶ月に1回 が理想とされています。
これはむし歯菌・歯周病菌の増え方や、口腔内の環境の変化に合わせたタイミングです。
▼ 子どもの場合（むし歯の進行がとても速い時期）
乳歯や生えたばかりの永久歯は、むし歯になりやすく、進行も早いです。
ちょっとした間食の増減や、仕上げ磨きの質でリスクが大きく変わるため、3ヶ月に1回の歯科定期検診がとても効果的です。
▼ 中高生の場合（生活が大きく変化する時期）
部活動や勉強で生活リズムが不規則になりやすく、むし歯・歯周病のリスクが上がる時期です。
甘い飲み物を飲む機会が増える子も多く、3〜4ヶ月の歯科定期検診が安心です。
▼ 大人の場合（歯周病のリスクが上がる年代）
30代以降は歯周病が増える年齢です。
気づかないうちに骨が溶けていくこともあるため、自覚症状がなくても歯科定期検診で状態を確認することが重要です。
３ 学校健診と歯科定期検診の違いは？安心するために知っておきたいこと
「学校の健診で“問題なし”と言われたから安心」というお声もよく聞きます。
ですが、学校健診はあくまで“簡易的なチェック”です。
▼ 学校健診・職場健診で分かること
・短時間で大勢を診るため詳しくチェックできない
・レントゲンがない
・歯周病の検査がない
・初期むし歯は見つけにくい
そのため、学校健診でチェックされなかった初期むし歯が、歯科定期検診で見つかることは珍しくありません。
▼ 歯科定期検診は丁寧で細やか
歯科医院では、
・レントゲンで見えないむし歯を確認
・歯周病の状態を詳しく検査
・クリーニングで汚れの除去
・噛み合わせの確認
・生活習慣のアドバイス
といった総合的な予防ケアを行います。
健康診断と精密検査くらい違いがあるとイメージしていただくと分かりやすいです。
４ 歯科定期検診の費用は？安心して通うために
費用が気になるという方も多いので、一般的な目安を記載します。
▼ 保険診療の歯科定期検診
・初回：2,000〜3,000円前後
・再診：1,000〜2,000円前後
比較的負担が少なく、続けやすい費用です。
▼ 自費診療の歯科定期検診
より丁寧な検査やクリーニングを希望される場合、
・5,000〜15,000円程度
が相場です。
むし歯治療1本にかかる費用と比べると、定期検診はむしろ経済的です。
５ まとめ｜歯科定期検診は“未来の安心”をつくる時間
歯科定期検診は、
・むし歯の早期発見
・歯周病の予防
・痛い治療を避ける
・歯の寿命を長くする
・家族みんなの健康を守る
そんな大切な役割があります。
忙しい毎日の中でも、3ヶ月に1回の歯科定期検診を続けることで、将来の不安やトラブルを大きく減らすことができます。
「歯医者は苦手」「子どもが泣いてしまうかも」
そんな心配がある方も、どうか気軽にご相談ください。
やさしく丁寧に、できることから一緒に始めていきましょう。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://reservation.stransa.co.jp/266c34454fa9728e8b09eb53f5c18927
監修者：
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良