みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「正しい舌の位置ってどこなのか分からない」
「子どもの舌が、いつも前に出ている気がする」
「舌の癖が歯並びに影響すると聞いて不安になった」
診療の中で、このようなご相談をいただくことは少なくありません。
特に小児矯正のご相談では、歯並びだけでなく「舌の使い方」について気にされる保護者の方が増えていると感じます。
舌は普段あまり意識されることのない部分ですが、実は歯並びや噛み合わせ、口呼吸、発音などに深く関わっています。舌の位置や動かし方に癖がある状態が続くと、歯並びに影響が出たり、矯正治療後の後戻りにつながったりすることもあります。
この記事では、「正しい舌の位置とはどのような状態なのか」を基本から分かりやすくお伝えし、舌の位置が乱れる原因、起こりやすいリスク、セルフチェックの方法、ご自宅でできるトレーニング、そして当院で行っている舌癖矯正について詳しくご紹介します。
お子さんの歯並びや口元が気になるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。
正しい舌の位置とは?
正しい舌の位置とは、舌が上あごに自然に収まっている状態を指します。
具体的には、舌先が上の前歯の裏側には触れず、少し奥にある「スポット」と呼ばれる位置に軽く当たり、舌全体が上あごに広く触れている状態が理想です。
診療室で舌の位置を確認すると、多くの方が舌を下に落としたままにしています。「舌は下にあるのが普通だと思っていました」と話される方も少なくありません。しかし、安静時に舌が上あごについている状態が、本来の正しい位置です。
正しい舌の位置が保たれていると、上あごが内側からやさしく支えられます。その力が、顎の成長を助け、歯が並ぶためのスペースを確保する方向に働きます。特に成長期のお子さんにとって、舌の位置は歯並びや顎の発育に大きく影響します。
舌の位置が悪くなる原因と起こりやすいリスク
舌の位置が乱れる原因は、一つではありません。生活習慣や成長環境が重なって起こることがほとんどです。
よく見られる原因の一つが、口呼吸の習慣です。鼻ではなく口で呼吸をしていると、舌は自然と下に落ちやすくなります。その状態が続くことで、正しい舌の位置が身につきにくくなります。
また、柔らかい食事が中心の生活も影響します。噛む回数が少ないと、舌や口周りの筋肉が十分に使われません。その結果、舌を上あごに持ち上げる力が弱くなり、舌癖が定着しやすくなります。
舌の位置が悪い状態が続くと、出っ歯や開咬と呼ばれる噛み合わせの乱れにつながることがあります。矯正治療で歯並びを整えても、舌癖が改善されていない場合、後戻りが起こりやすくなる点も注意が必要です。
正しい舌の位置のセルフチェック
舌の位置は、ご自宅でも簡単に確認できます。
まず、何も意識せずに口を閉じた状態で、舌がどこに触れているかを感じてみてください。舌が下の歯や下あごの内側に触れている場合、正しい舌の位置とは言えません。
次に、唾を飲み込むときの舌の動きを確認します。飲み込む際に、舌が前歯を強く押している感覚がある場合、舌癖が疑われます。正しい舌の位置が身についている場合、前歯に強い力はかかりません。
診療中にこのチェックを行うと、「こんな動きをしていたとは思わなかった」と驚かれる方が多くいらっしゃいます。舌の動きは無意識で行われるため、気づかないうちに癖になっているケースが多いです。
正しい舌の位置を身につけるために自宅でできるトレーニング
セルフチェックで違和感があった場合、日常生活の中で少しずつ舌の使い方を整えていくことが大切です。舌癖は長年の習慣で身についていることが多いため、無理のない範囲で続けることがポイントです。
まずおすすめしているのが、スポットポジションの確認です。
上の前歯のすぐ裏ではなく、少し奥にある膨らみに舌先を当て、そのまま舌全体を上あごに吸い付けるように意識します。この状態を5秒ほど保ち、ゆっくり舌を下ろします。1日10回程度を目安に行ってみてください。
次に、舌を上あごに押し当てるトレーニングです。
口を軽く閉じた状態で、舌全体を上あごに押し当て、5秒キープします。これを繰り返すことで、舌を持ち上げる筋肉が鍛えられます。
保護者の方には、お子さんがテレビを見ているときや本を読んでいるときに、口がぽかんと開いていないかを見ていただくことをおすすめしています。簡単な声かけだけでも、舌の位置を意識するきっかけになります。
当院で行っている舌癖矯正とプレオルソについて
舌癖がある場合、歯並びの矯正だけでは十分な改善が難しいことがあります。そのため、当院では舌の使い方を整える治療を大切にしています。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では、舌癖矯正の方法としてプレオルソを使用しています。プレオルソは、歯を強く動かす装置ではなく、正しい舌の位置や口周りの筋肉の使い方を身につけることを目的としたマウスピース型の矯正装置です。
主に成長期のお子さんを対象とし、日中1時間程度と就寝中に装着します。無理なく続けやすく、生活への負担が少ない点も特徴です。
まとめ
正しい舌の位置とは、舌全体が自然に上あごに収まっている状態です。舌の位置が乱れる原因には、口呼吸や生活習慣、筋力のバランスなどが関係しています。
当院では、舌癖矯正としてプレオルソを使用し、舌の位置や使い方から整える治療を行っています。歯並びだけでなく、成長や口腔機能を含めたサポートを大切にしています。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://reservation.stransa.co.jp/266c34454fa9728e8b09eb53f5c18927
監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良