歯を抜いた後、どうする?抜歯後の治療選択3パターンを分かりやすく解説|吉祥寺駅から徒歩3分の歯医者|吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科

0422-29-3966 WEB予約
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町
1丁目12-1 ロアサンロードビル1F

ブログ BLOG

歯を抜いた後、どうする?抜歯後の治療選択3パターンを分かりやすく解説

 

みなさんこんにちは。

吉祥寺にある歯医者 京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。

「抜歯後の治療、何を選べばいいのか分からない」「インプラントがいいと聞くけど本当?」と感じて検索された方が多いのではないでしょうか。抜歯をした後の治療法にはいくつかの選択肢があり、それぞれに特徴や注意点があります。選択を誤ると、将来的に噛み合わせや周囲の歯に悪影響が出ることもあるため、慎重な判断が求められます。

この記事では、「抜歯後 治療選択」というキーワードに沿って、代表的な3つの治療法——インプラント、入れ歯、ブリッジ——のメリットとデメリットを詳しく解説します。また、抜歯後に治療をしないまま放置するリスクについても取り上げ、後悔しない治療選びの参考になるような情報をお届けします。

この記事を読むと、どの治療法が自分に適しているかを判断するヒントが得られます。
「将来の口腔環境を良好に保ちたい」「信頼できる方法を選びたい」と考えている方や、ご家族の治療を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


抜歯後の治療

歯を失った後、何らかの治療を受けることが推奨されます。というのも、歯が1本でも抜けると、隣の歯が傾いたり、対合する歯が伸びてきたりして、噛み合わせが崩れていくからです。さらに、見た目の変化や食事のしにくさ、発音の不明瞭さなど、生活の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。

治療には複数の選択肢があり、それぞれに長所と短所があります。以下では、インプラント、入れ歯、ブリッジという3つの治療法について、詳しく見ていきます。


メリット・デメリット

インプラント

インプラントは、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。天然歯に近い噛み心地と見た目が得られます。

メリット
・しっかりと噛めるため、食事が快適になる
・見た目が自然で、他の歯と調和する
・隣の歯を削る必要がないため、健康な歯を守れる
・骨に力が加わるため、顎の骨が痩せにくい

デメリット
・外科手術が必要となる
・治療期間が長く(平均3〜6ヶ月)、通院回数も多め
・保険適用外のため、費用が高額になる(30万円〜50万円程度)
・骨の状態や全身疾患によっては適応外になることがある


入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な人工の歯で、部分入れ歯と総入れ歯があります。比較的短期間で治療が完了するのが特徴です。

メリット
・治療期間が短く、数週間で装着できる
・保険適用内で治療できる(1万円〜3万円程度)
・外科手術が不要で、体への負担が少ない
・複数の歯を一度に補える

デメリット
・装着時の違和感が強い場合がある
・噛む力が天然歯の30〜40%と弱め
・金具が見えることがあり、見た目に影響する
・定期的な調整や作り替えが必要になることがある


ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削り、橋のように人工歯を固定する方法です。

メリット
・固定式で違和感が少なく、装着後すぐに馴染みやすい
・見た目が自然で、審美的な仕上がりになる
・保険診療での選択も可能(5万円〜10万円程度)

デメリット
・健康な両隣の歯を大きく削る必要がある
・土台の歯に負担がかかり、将来的に歯の寿命が短くなる可能性がある
・ブリッジの下に汚れが溜まりやすく、清掃が難しい
・数本以上の欠損には適さない


抜歯したままにしておくリスク

治療をせずに抜歯した状態を放置しておくと、以下のような深刻な問題が起こる可能性があります。

  1. 隣接歯の傾きや移動
     歯は隣に歯がないと、空いたスペースに向かって移動していきます。その結果、歯並びが崩れ、噛み合わせが悪化します。

  2. 噛み合わせの崩壊
     対合する歯(向かいの歯)が伸びてくることで、噛み合わせの高さが変わり、他の歯にまで負担がかかります。

  3. 顎の骨の吸収
     歯がなくなると、その部分の顎の骨に刺激がなくなり、骨が痩せてしまいます。将来的なインプラント治療が困難になることもあります。

  4. 見た目や発音への影響
     前歯の場合、見た目の印象が大きく変わります。また、歯がないことで「サ行」や「タ行」の発音がしづらくなります。

  5. 消化不良・食生活の変化
     うまく噛めないことで消化不良を起こしたり、硬いものを避けるようになって栄養バランスが崩れるケースもあります。


まとめ

「抜歯後 治療選択」は、将来の口腔環境と生活の質に直結する重要なテーマです。今回ご紹介したように、インプラント・入れ歯・ブリッジにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

インプラントは天然歯に近い噛み心地と見た目を得られる点で優れていますが、費用や外科処置がネックになることもあります。一方、入れ歯やブリッジは短期間・低コストで治療できるものの、周囲の歯への負担や違和感が気になる方も少なくありません。

歯科医院では、患者さんの年齢・ライフスタイル・口腔内の状態・ご予算を踏まえたうえで、最適な治療をご提案します。「何を選べばいいのか分からない」「まずは相談だけしたい」という方も、お気軽にご来院ください。

吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
👉 ご予約はこちら

監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良