みなさんこんにちは。
吉祥寺にある歯医者 京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「インプラント治療を検討しているけれど、実際にどんな流れで進むのか分からなくて不安…」という方は多いのではないでしょうか。手術があると聞くと、どうしてもハードルが高く感じられるかもしれませんが、インプラント治療は計画的に進めることで、安心して受けることができる治療法です。
この記事では、インプラント治療の全体的な診療の流れについて、初診から完成までを5つのステップに分けて詳しくご紹介いたします。また、術後の食事のポイントについても解説し、実際の治療スケジュールや所要期間の目安なども盛り込んでおります。
この記事を読むことで、インプラント治療の全体像が把握でき、準備すべきことや心構えも明確になるでしょう。
現在、失った歯の機能を回復したい方や、入れ歯が合わなくて困っている方、見た目と噛む力を両立させたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
インプラント治療とは?
インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然歯と同じようにしっかり噛めるのが最大の特徴で、入れ歯やブリッジとは異なり、周囲の健康な歯に負担をかけずに機能回復が可能です。
使用されるインプラント体は、生体親和性の高いチタン製で、骨と結合する「オッセオインテグレーション」という現象により、しっかりと固定されます。
インプラント治療が選ばれる理由
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見た目が自然で美しい
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咀嚼機能の回復に優れる
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周囲の歯を削る必要がない
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定期的なメンテナンスで長期間使用可能
インプラント治療の流れ
インプラント治療は、精密な検査と治療計画をもとに段階的に進行します。一般的な流れは以下の通りです。
一時手術 インプラント埋入手術
初期治療後にインプラント治療に進むと、最初のステップは顎の骨にインプラント体を埋入する一次手術です。局所麻酔を行い、歯ぐきを切開して骨に穴をあけ、そこにインプラントを埋め込みます。手術時間は1本あたり30〜60分程度が一般的です。
術後は、縫合を行い、1週間程度で抜糸を行います。骨の状態によっては、骨造成を同時に行うこともあります。
抜糸・仮歯調整
手術後1週間ほどで抜糸を行い、必要に応じて仮歯(プロビジョナル)を装着します。これは審美性を保ちながら、噛み合わせの調整や歯ぐきの形態維持を目的として行われます。仮歯を使用することで、最終的な上部構造をより精密に仕上げる準備が整います。
二次手術 アバットメント取付
一次手術後、インプラントと骨が結合するまで約2〜6ヶ月の治癒期間を設けます。結合が確認できた段階で、歯ぐきを再度少し切開し、アバットメントと呼ばれる支台部を装着する二次手術を行います。
このパーツは、インプラントと人工歯を連結させる重要な部分で、治療の中核です。術後は歯ぐきが治癒するまで1〜2週間ほど待ちます。
型取り
歯ぐきが安定したら、上部構造(人工歯)のための型取りを行います。口腔内スキャナーを使用したデジタル印象を行う医院もあり、従来の粘土状の材料より快適に型取りができます。
この工程では、かみ合わせの確認や色の選定も並行して行うため、審美性と機能性を兼ね備えた人工歯が製作されます。
完成
インプラント体・アバットメント・人工歯がすべて揃った段階で、最終的な上部構造を装着して治療が完了します。このときには、噛み合わせのチェックや日常生活での注意点の説明も行われます。
治療完了後は、定期的なメンテナンス(3〜6ヶ月ごと)を受けることで、インプラントを長持ちさせることができます。
手術の後は食事
インプラント治療後は、食事の内容や摂取方法に注意が必要です。手術直後〜数日間は、以下のような配慮が推奨されます。
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手術当日は麻酔が切れるまで食事を控える
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刺激の少ない柔らかい食事を選ぶ
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患部に食べ物が触れないようにする
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熱すぎるもの、辛すぎるもの、硬いものは避ける
術後数日を過ぎれば徐々に通常の食事に戻すことができますが、治癒を促すためにもバランスの良い食生活と禁煙が重要です。担当歯科医師の指導のもと、丁寧なセルフケアを続けましょう。
まとめ
インプラント治療は、失った歯を自然な見た目と機能で補える先進的な治療法です。診療の流れを正しく理解することで、治療への不安を軽減し、スムーズに進めることができます。
治療後の食事管理やメンテナンスも大切なプロセスであり、長く快適にインプラントを使用する鍵となります。
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監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良