親知らずの抜歯が必要なケースとは?メリット・デメリットを徹底解説 blog
2025.01.30
みなさんこんにちは。 京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
親知らずの抜歯について悩んでいる方は多いのではないでしょうか?親知らずは必ず抜くべきなのか、それとも残しても問題ないのか、判断に迷う方も少なくありません。本記事では、親知らずの生え方の種類、抜歯した方が良いケースやメリット・デメリット、矯正治療との関係、抜歯の方法や費用、そして抜歯後の注意点について詳しく解説します。
この記事を読むことで、親知らずを抜歯するべきかどうかの判断基準がわかります。抜歯を検討している方、または親知らずの影響が気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
親知らずは抜いた方がいいの?抜歯すべきなのか残すべきなのか
親知らずとは?
親知らず(第三大臼歯)は、通常17歳〜25歳頃に生えてくる最後の永久歯です。人によっては全く生えない場合もあり、また、斜めや横向きに生えてしまうこともあります。親知らずの状態によって、抜歯が必要かどうかが決まります。
親知らずの生え方は3タイプある
- まっすぐ生えているタイプ
- 正しく生えていれば、抜歯の必要はほとんどない。
- ただし、清掃が行き届かず虫歯や歯周病のリスクが高まることがある。
- 斜めや横向きに生えているタイプ
- 隣の歯に圧迫を加え、歯並びや噛み合わせに悪影響を与える可能性がある。
- 虫歯や炎症を引き起こしやすい。
- 埋伏しているタイプ(歯ぐきや骨の中に埋まっている)
- 痛みや腫れが生じることがある。
- 隣の歯に悪影響を与える場合、抜歯が推奨される。
- 歯ぐきの中で膿が溜まり、嚢胞を形成することもある。
親知らずを抜歯した方がよいケース
親知らずを抜くメリット
- 虫歯や歯周病の予防:親知らずが正しく磨けない場合、虫歯や歯周病の原因になりやすい。
- 歯並びへの悪影響を防ぐ:斜めや横向きに生えた親知らずが隣の歯を押すことで歯並びが崩れる可能性がある。
- 痛みや炎症を予防:親知らずが原因で顎の痛みや歯ぐきの腫れが起こることがある。
- 口臭の改善:親知らずが清掃しにくい位置にあると、食べかすがたまりやすく、口臭の原因になる。
- 嚢胞形成のリスクを減らす:埋伏親知らずが原因で膿が溜まり、歯ぐきの下で大きな膿胞(のうほう)を作ることがある。
親知らずを抜くデメリット
- 抜歯後の腫れや痛み:特に埋伏している親知らずは、抜歯後に腫れや痛みが出ることがある。
- 神経や血管への影響:親知らずの位置によっては、下顎神経や血管に近く、慎重な処置が必要。
- 手術のリスク:場合によっては外科的な抜歯が必要になることがある。
- 費用がかかる:特に埋伏抜歯は外科的処置が必要な場合が多く、費用が高額になる可能性がある。
歯科矯正治療を受ける予定がある方
歯科矯正を考えている場合、親知らずの抜歯が推奨されることがあります。
- 矯正治療中に親知らずが動くことで歯並びに悪影響を及ぼす可能性がある。
- 矯正治療の仕上がりをより良くするため、事前に抜歯することが多い。
- 歯科医師と相談し、矯正計画に応じた判断をすることが大切。
親知らずの抜き方
- 通常の抜歯:まっすぐ生えている親知らずは比較的簡単に抜歯ができる。
- 外科的抜歯:埋伏している場合、歯ぐきを切開し、歯を分割して取り除くことがある。
- 抜歯後のケア:ガーゼを噛んで止血し、腫れを防ぐためにアイスパックを使用する。
親知らずを抜いた時の注意点
- 抜歯後の出血に注意:強いうがいは避け、ガーゼをしっかり噛んで止血する。
- 腫れや痛みの管理:冷やすことで腫れを抑え、痛み止めを適切に服用する。
- 食事の工夫:柔らかい食べ物を選び、抜歯部分に食べ物が詰まらないよう注意する。
- 感染予防:歯科医師の指示に従い、抗生剤を服用することが重要。
まとめ
親知らずは、状態によって抜歯が必要かどうかが決まります。痛みや炎症がある場合や、歯並びに悪影響を与える場合は、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。抜歯のメリット・デメリットを理解し、適切な判断を行いましょう。
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監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良