銀歯の下が虫歯になるって本当?再発を防ぐ理由と予防策|吉祥寺駅から徒歩3分の歯医者|吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科

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銀歯の下が虫歯になるって本当?再発を防ぐ理由と予防策

みなさんこんにちは。
吉祥寺にある歯医者 京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「銀歯の下が虫歯になるって本当?」と疑問に思っている方はいませんか?見た目には問題がなくても、実は銀歯の下で虫歯が進行していることがあります。私たちのクリニックでも、銀歯の下に虫歯ができていたという患者さんが多くいらっしゃいます。この記事では、銀歯の下が虫歯になる理由やそのメカニズム、予防のポイントについて詳しく解説します。この記事を読むことで、銀歯の虫歯リスクを理解し、適切な予防策を知ることができます。特に、銀歯を入れてから時間が経っている方や、口腔内の健康に不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!


  1. 二次虫歯とは
    二次虫歯とは、以前に治療した歯の詰め物や被せ物の下に再び発生する虫歯のことを指します。特に銀歯の下で起こることが多く、見た目では気づきにくいため、発見が遅れることがあります。私たちのクリニックでも、定期検診で銀歯の下に虫歯が見つかるケースが少なくありません。二次虫歯は、痛みが出るまで進行してしまうことが多いため、早期発見と予防が重要です。


  1. 銀歯の虫歯リスク
    銀歯は、保険診療で一般的に使用される金属の詰め物や被せ物です。しかし、銀歯には以下のような虫歯リスクがあります。

  • 適合性の問題:銀歯は、歯との適合性がセラミックなどの素材に比べて劣ることがあります。そのため、歯と銀歯の間に微小な隙間が生じやすく、そこに虫歯菌が侵入する可能性があります。

  • 経年劣化:銀歯は、時間の経過とともに金属が腐食したり、接着剤が劣化したりすることがあります。これにより、歯と銀歯の間に隙間ができ、虫歯のリスクが高まります。

  • 金属アレルギーのリスク:銀歯に使用される金属には、パラジウムや銅などが含まれており、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。また、金属イオンが溶け出すことで、歯茎が黒ずむ「メタルタトゥー」が生じることもあります。

これらのリスクを踏まえると、銀歯の下で虫歯が再発する可能性は十分にあると言えます。


  1. 銀歯が二次虫歯になるメカニズム
    銀歯が二次虫歯になる主なメカニズムは以下の通りです。

  • 隙間の発生:銀歯と歯の間に微小な隙間が生じることで、虫歯菌が侵入しやすくなります。この隙間は、銀歯の適合性の問題や経年劣化によって生じます。

  • プラークの蓄積:隙間にプラーク(歯垢)が溜まることで、虫歯菌が繁殖し、酸を産生して歯を溶かします。特に、銀歯の表面は傷がつきやすく、プラークが付着しやすい傾向があります。

  • 熱膨張と収縮:銀歯は、熱によって膨張し、冷えると収縮する性質があります。この繰り返しにより、銀歯と歯の間に隙間が生じやすくなります。

これらの要因が重なることで、銀歯の下に虫歯が再発するリスクが高まります。


  1. 二次虫歯を予防するには?
    二次虫歯を予防するためには、以下のポイントに注意しましょう。

  • 丁寧な歯磨き:毎日の歯磨きを丁寧に行い、特に銀歯の周囲をしっかりと磨くことが重要です。歯と銀歯の境目はプラークが溜まりやすいため、歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると効果的です。

  • 定期的な歯科検診:定期的に歯科医院で検診を受けることで、銀歯の下に虫歯ができていないかをチェックできます。早期発見・早期治療が、歯の健康を守る鍵となります。

  • 素材の見直し:銀歯からセラミックなどの素材に変更することで、虫歯のリスクを低減できます。セラミックは、歯との適合性が高く、プラークが付着しにくい特性があります。

これらの対策を実践することで、二次虫歯のリスクを大幅に減らすことができます。


  1. まとめ
    銀歯の下が虫歯になるリスクは、適合性の問題や経年劣化、プラークの蓄積など、さまざまな要因によって高まります。二次虫歯を予防するためには、丁寧な歯磨き、定期的な歯科検診、素材の見直しが重要です。当院では、患者様一人ひとりに合った予防策をご提案しております。

吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
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監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良