【子どもの仕上げ磨きは何歳まで?】続けるメリットと嫌がる子への対策を徹底解説!|吉祥寺駅から徒歩3分の歯医者|吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科

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【子どもの仕上げ磨きは何歳まで?】続けるメリットと嫌がる子への対策を徹底解説!

みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。

「子どもの仕上げ磨きはいつまで必要なの?」「もう小学生になったからやめてもいいのかな?」
日々の育児の中で、歯磨きに関する疑問や不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、仕上げ磨きの終了時期の目安、仕上げ磨きの重要性、正しい方法、嫌がるときの対処法まで、検索上位サイトの情報を網羅しながら、分かりやすく丁寧に解説します。

この記事を読むことで、**「仕上げ磨きはいつまで続けるべきか」や「どのようにすれば無理なく続けられるのか」が明確になります。

お子さまのむし歯予防や口腔内の健康を守りたいと考えているご家族の皆さまは、ぜひ最後まで読んでみてください。


①仕上げ磨きはいつまでやるべき?

結論として、仕上げ磨きは「10〜12歳くらいまで」続けることが推奨されています。

なぜその年齢まで必要なのかというと、まず大人の歯(永久歯)は6歳前後から徐々に生えはじめ、小学校中学年〜高学年にかけて本数が増えていきます。しかしその時期は、歯並びが不安定で歯と歯の間に汚れがたまりやすく、かつ自分ではまだ丁寧に歯を磨けない時期でもあるからです。

さらに、小学校低学年の子どもの歯磨きには、手先の発達・集中力の持続・理解力など多くの課題があります。
たとえ「自分で磨ける」と言っても、細かい部分の磨き残しは多く、実際に定期検診でむし歯が見つかるケースは少なくありません。

家庭によっては、「小学生になったから自分でやらせている」と仕上げ磨きを早めにやめてしまうことがありますが、これが原因でむし歯リスクが高くなる可能性があるため注意が必要です。


②そもそもなぜ仕上げ磨きは必要?

仕上げ磨きには、単なる「お手伝い」以上の意味があります。

  1. むし歯予防に直結する
    子どもは歯の表面に汚れが残りやすく、磨き残しの多い部位(奥歯の溝、歯と歯の間、前歯の裏側など)を保護者が補完してあげることで、むし歯予防の効果が飛躍的に高まります。

  2. 歯並びや生え変わりの観察ができる
    仕上げ磨きを通じて、永久歯の萌出状況や歯のぐらつき、歯肉の炎症の有無などを日々観察できるため、トラブルの早期発見につながります。

  3. 正しいブラッシング習慣が身につく
    仕上げ磨きを通して、「いつ・どのくらい・どうやって磨くのが良いのか」を子どもが学び、自然と正しい習慣が身につきやすくなります。

  4. 親子のコミュニケーションの時間になる
    日々のルーティンとして仕上げ磨きの時間を設けることで、スキンシップの時間になり、子どもが安心して歯磨きを受け入れやすくなります。


③基本からポイントまで:仕上げ磨きの正しいやり方

仕上げ磨きを効果的に行うためには、正しい方法を知ることが大切です。

仕上げ磨きの基本ステップ

  1. 子どもを安定した姿勢に座らせる(寝かせ磨き、もしくは後ろから抱える体勢)

  2. やわらかめの子ども用歯ブラシを使う

  3. 歯ブラシは鉛筆持ちで、小刻みに動かす

  4. 奥歯のかみ合わせ面、歯と歯の間、前歯の裏側を特に意識する

  5. 歯磨き剤はフッ素濃度に注意して使用する(年齢に応じて選択)

年齢別ポイント

  • 0〜2歳:乳前歯の裏側を中心に、やさしく短時間で。機嫌が良いタイミングを選ぶ。

  • 3〜5歳:乳臼歯(奥歯)の溝や歯間がむし歯リスク。フロスを併用するのも有効。

  • 6〜9歳:6歳臼歯が生えるタイミング。歯の高さが低く磨きづらいので、しっかりと確認。

  • 10歳以降:磨き残しチェックや、磨けていない部位の指導を通じて自立を促す。


④嫌がるときはどうする?仕上げ磨きでよくある困ったときの対策方法

子どもが仕上げ磨きを嫌がることはよくあります。保護者としても「毎日大変…」と感じてしまいますよね。

1. 声かけの工夫をする

「むし歯をやっつけるヒーローになろうね」「お口の中を探検しよう!」など、楽しい言葉で歯磨きを前向きに演出することで、子どもの気持ちが変わることがあります。

2. お気に入りの歯ブラシや歯磨き粉を選ばせる

キャラクター付きの歯ブラシや、子どもが好きな味の歯磨き粉を使うことで、自主性が育ち、嫌がらずに協力してくれることも。

3. 歯磨きタイムを“習慣”にする

毎日決まったタイミングに行うことで、習慣化されて自然と抵抗感が薄れます。「お風呂→歯磨き→絵本→就寝」といったルーティンに組み込むと効果的です。

4. 褒めて達成感を与える

「よく口を開けられたね」「今日は全部ピカピカだよ!」とポジティブな言葉で締めくくることで、子どもも自信がつきます。


⑤まとめ

仕上げ磨きは、「何歳まで」という明確なゴールがあるわけではなく、子どもが本当に自分で丁寧に磨けるようになるまでが一つの目安です。
多くの場合、10歳〜12歳ごろまでは仕上げ磨きを続けるのが理想です。

仕上げ磨きを続けることで、むし歯予防だけでなく、お子さんの歯並びや口腔環境の変化にも早く気づけます。
一方で、早くやめすぎてしまうと見えない部分に汚れがたまり、将来的に治療が必要になるリスクが高まります。

親子で無理なく、楽しく、続けられる仕上げ磨きの習慣づくりをサポートするためにも、ぜひ定期的な歯科検診もご活用ください。

吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://reservation.stransa.co.jp/266c34454fa9728e8b09eb53f5c18927

監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良