みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
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最近、鏡を見て「歯が長くなった気がする」「冷たい水で歯がしみる…」と感じたことはありませんか?
もしかすると、それは歯茎が下がっているサインかもしれません。
歯茎が下がると、見た目が気になるだけでなく、虫歯や知覚過敏、歯のぐらつきなど、将来的なトラブルにもつながることがあります。
この記事では、
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歯茎が下がる原因
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起こりやすい症状と見た目への影響
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放置するとどうなるのか
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歯茎を健康に保つための予防法
について、わかりやすく解説します。
「家族みんなで歯茎を健康に保ちたい」「早めに対策を知りたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
歯茎が下がる原因
歯茎が下がる原因は1つではありません。複数の要因が重なることで、進行しやすくなります。
① 歯周病が進行している
歯茎が下がる一番の原因は歯周病です。
歯と歯茎の間にたまったプラーク(細菌のかたまり)が炎症を起こし、歯を支える骨が徐々に溶けることで、歯茎も下がっていきます。
ポイント
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初期は出血や腫れだけで気づきにくい
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中期以降になると歯茎が下がり、歯が長く見える
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放置すると最終的には歯が抜けるリスクも
「歯磨きすると血が出る」「口臭が強くなった」などは、歯周病のサインかもしれません。
② 強すぎるブラッシング
「しっかり磨かないと!」と力を入れすぎていませんか?
硬めの歯ブラシでゴシゴシ磨くと、歯茎に負担がかかり、少しずつ下がってしまうことがあります。
対策
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やわらかめの歯ブラシを選ぶ
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ペンを持つように軽く握り、小刻みに優しく動かす
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歯茎に当てる角度は45度を意識する
③ 歯ぎしり・食いしばり
寝ているときの歯ぎしりや、日中の食いしばりも歯茎が下がる原因です。
強い力が歯と歯茎にかかり、歯を支える骨にダメージを与えてしまいます。
こんな症状がある方は要注意!
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朝起きるとあごが疲れている
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奥歯にヒビが入ったことがある
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肩こりや頭痛が続く
当院では、歯ぎしり対策としてマウスピース(ナイトガード)の作製も行っています。
④ 加齢・体質
年齢を重ねると、少しずつ歯茎が下がっていくのは自然なことです。
さらに、生まれつき歯茎が薄い方や骨の厚みが少ない方は、比較的若いうちから下がりやすい傾向があります。
⑤ 被せ物や詰め物の影響
被せ物と歯茎の境目に段差があると、そこにプラークがたまりやすくなります。
結果的に炎症を起こし、歯茎が下がる原因になることもあります。
歯茎が下がると起きる症状とその影響
「ちょっと歯茎が下がっているだけだから大丈夫」と思うのは危険です。
歯茎の後退は見た目だけでなく、口腔内の健康にも大きな影響を与えます。
① 冷たい水や歯磨きで歯がしみる
歯茎が下がると、象牙質という敏感な部分が露出します。
象牙質は神経に近いので、冷たい飲み物や歯磨きの刺激で「キーン」としみやすくなります。
② 見た目が変わる
歯茎が下がると歯が長く見え、笑顔の印象が変わることもあります。
特に前歯の歯茎が下がると、老けた印象を与えることがあります。
③ 虫歯・歯周病のリスクが高まる
歯茎が下がると、歯の根元部分が露出します。
この部分はエナメル質がないため、虫歯になりやすく、歯周病も進行しやすくなります。
④ 歯が揺れる・抜ける可能性も
歯を支える骨が減ってしまうと、歯の固定力が弱まり、歯がグラグラしやすくなります。
重度の場合は、抜歯が必要になることもあります。
歯茎が下がった状態を放置するとどうなる?
歯茎の後退を放置すると、次のような問題が起こる可能性があります。
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知覚過敏が悪化して食事がしづらくなる
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虫歯や歯周病が急速に進行する
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最終的には歯を失うリスクが高まる
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歯周病菌が血流に入り、糖尿病や心疾患など全身疾患に影響することもある
「歯がしみる」「歯が長く見える」といった初期の段階で治療することで、進行を防ぐことができます。
歯茎を下げないための予防法
「もう歯茎が下がっているかも…」という方も、ここからしっかり対策できます。
① 正しい歯磨きの習慣をつける
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歯ブラシはやわらかめ
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力を入れず優しく磨く
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フロスや歯間ブラシを併用する
当院では、患者さん一人ひとりに合わせたブラッシング指導を行っています。
② 定期的なクリーニング
自宅でのケアだけでは歯石を完全に落とすのは難しいです。
3〜4か月に1回、歯科医院でクリーニングを受けることで、歯茎を健康に保てます。
③ 歯ぎしり対策
夜間の歯ぎしりには、オーダーメイドのナイトガードが効果的です。
歯と歯茎にかかる負担を減らすことができます。
④ 生活習慣の改善
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禁煙:タバコは歯茎の血流を悪くします
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栄養バランス:ビタミンCやカルシウムを意識して摂取
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ストレスケア:歯ぎしり予防にもつながります
まとめ
今回は、歯茎が下がる原因や症状、予防法について詳しくお話しました。
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歯茎が下がる原因は、歯周病・強いブラッシング・歯ぎしり・加齢などさまざま
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歯茎が下がると知覚過敏や見た目の変化、虫歯・歯周病のリスクが高まる
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放置すると歯を失うリスクや全身疾患の影響も
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正しい歯磨き、定期的なメンテナンス、生活習慣の見直しで予防できる
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良