銀歯が取れたらどうする?原因・放置するリスク・治療法を解説|吉祥寺駅から徒歩3分の歯医者|吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科

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銀歯が取れたらどうする?原因・放置するリスク・治療法を解説

みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。

「食事中に銀歯がポロッと取れてしまった…」
「歯磨きをしていたら銀歯が外れていた…」

そんなとき、とてもびっくりして不安な気持ちになりますよね。
「痛みはないけど、このままでも大丈夫かな?」と迷ってしまう方も多いと思います。

この記事では、銀歯や詰め物が取れたときにどうすればよいのか、放っておくとどんなリスクがあるのか、そして今後取れにくくするために知っておきたいことを分かりやすくお伝えします。

この記事を読むと、

  • 銀歯が取れたときの応急対応

  • 放置すると起こるトラブル

  • 銀歯が取れやすい理由

  • 銀歯の下で虫歯ができやすい理由と対策

について理解でき、少しでも安心していただけると思います。
「自分や家族の銀歯がよく外れてしまって困っている方」や「なるべく歯を長持ちさせたい方」に特に読んでいただきたい内容です。


詰め物や被せ物が取れたときどうしたらいい?

まずは「落ち着くこと」が大切です。急に外れると驚きますが、正しく対応すれば大きなトラブルを防げます。

応急対応の流れ

  • 外れた銀歯を保管する
    ティッシュや小さな袋に入れて持参してください。場合によっては再利用できることもあります。

  • 自分で戻そうとしない
    無理に戻すと誤って飲み込んだり、歯や歯ぐきを傷つけることがあります。

  • 食事はできるだけ反対側で噛む
    取れた部分は弱くなっているので、硬いものは避けましょう。

  • 痛みが強いときは市販の鎮痛剤で一時対応も可能
    ただし根本的な解決には歯科での処置が必要です。

そして一番大切なのは、できるだけ早めに歯科医院にご相談いただくことです。


そのまま放っておくリスクとは

「痛くないし、しばらくこのままでもいいかな…」と思う方もいらっしゃいます。ですが、銀歯が取れたまま放っておくと、歯にとって大きな負担になってしまいます。

放置することで起こること

  • 虫歯が進みやすくなる
    削った歯がむき出しになるので、細菌が入り込みやすくなります。短い期間でも進行してしまうことがあります。

  • 歯が欠けたり割れたりする
    銀歯を入れるために削った歯は薄くなっているため、弱くなっています。そこに力が加わると欠けることもあります。

  • 噛み合わせが変わってしまう
    取れた部分を放置すると、隣の歯やかみ合う歯が動いてしまい、全体のかみ合わせが乱れることがあります。

  • 治療が大掛かりになる
    早めなら「付け直すだけ」で済む場合も、放置すると神経の治療や抜歯が必要になることがあります。

「痛みがないから大丈夫」と思わず、できるだけ早めに受診することが歯を守る一番の近道です。


詰め物や銀歯が取れてしまう理由

銀歯が取れるのにはいくつか理由があります。

  • 接着剤の寿命
    銀歯をつけるセメントは時間が経つと劣化し、取れやすくなります。10年近く経つと外れることが多いです。

  • 虫歯の再発(二次虫歯)
    銀歯と歯の間の小さな隙間から菌が入り込み、内側で虫歯が広がると外れやすくなります。

  • 歯ぎしりや食いしばり
    強い力が何度もかかると、接着が弱くなってしまいます。

  • 噛み合わせの変化
    加齢や歯周病で歯の位置が変わると、バランスが崩れて外れやすくなります。

  • 治療時の適合性
    歯にしっかり合っていない銀歯は、外れやすく虫歯の再発リスクも高くなります。

「何度も外れてしまう…」という方は、原因が残っている可能性があるため、一度しっかり検査することをおすすめします。


銀歯の中は虫歯になりやすい!?

銀歯の下で虫歯が進みやすいのはご存じでしょうか?

銀歯は金属のため歯と完全に一体化するわけではなく、どうしても小さな隙間ができます。そこから細菌が入り込むと「二次虫歯」といって、銀歯の下で虫歯が広がってしまうのです。

しかも、この二次虫歯は痛みが出にくいのが特徴です。気づいたときには大きく進んでいて、神経の治療や抜歯が必要になってしまうこともあります。

虫歯リスクを減らすための治療法

  • セラミック治療:歯との接着が強く、隙間ができにくい素材です。見た目も自然でおすすめです。

  • ジルコニア治療:とても強度があり、歯ぎしりをする方にも向いています。

  • ゴールドクラウン:適合性が良く、長く安定して使える金属素材です。

「銀歯が取れた」ことは、新しい治療法を検討するよいきっかけになるかもしれません。


銀歯が取れたときの治療法

実際に歯科医院で行う治療の流れは、歯の状態によって変わります。

  1. そのまま再装着
    外れた銀歯や詰め物がきれいな状態であれば、再利用できることがあります。

  2. 作り直し
    銀歯や土台が劣化している場合は、新しく作り直すことになります。

  3. 根管治療
    虫歯が神経まで進んでしまっている場合は、神経を取り除く治療が必要になることもあります。

  4. 抜歯と補綴治療
    歯が大きく割れてしまっている場合は抜歯が必要になり、インプラントやブリッジなどで補うことになります。


まとめ

銀歯が取れたときは、不安な気持ちになるのも当然です。ですが、慌てずに保管し、できるだけ早めに歯科医院に相談することで大きなトラブルを防げます。

放置すると虫歯や歯の破折、かみ合わせの乱れにつながり、治療も大掛かりになってしまいます。原因は接着剤の劣化や二次虫歯、歯ぎしりなどさまざまですが、今はセラミックやジルコニアといった取れにくく、見た目もきれいな選択肢もあります。

「銀歯が取れた」という出来事をきっかけに、これから先も歯を長く守るための方法を一緒に考えてみませんか?

吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://reservation.stransa.co.jp/266c34454fa9728e8b09eb53f5c18927

監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口 昌良