みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「虫歯が見つかったら、必ず歯を削らなければいけないの?」
「一度削った歯は、元に戻らないって本当?」
「できるだけ自分の歯を残したい」
虫歯治療を受ける際、歯を削ることに不安を感じる方は少なくありません。
虫歯の進行を止めるために歯を削る処置は必要になる場合があります。しかし、健康な歯まで大きく削ってしまうと、将来的な歯の寿命に影響する可能性があります。
近年の虫歯治療では、健康な歯をできるだけ残し、必要最小限の範囲で治療する考え方が重視されています。
今回の記事では、歯を削るデメリットや治療前に知っておきたいこと、治療後の痛み、虫歯を防ぐ方法について解説します。
虫歯治療に不安がある方や、天然の歯を長く守りたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1.歯を削るデメリットとは?天然歯への影響
虫歯治療では、傷んだ部分を取り除き、詰め物や被せ物で歯の形を回復させることがあります。
ただし、歯を削る処置には知っておきたいデメリットがあります。
歯を削ると元の状態には戻らない
歯を削る最大のデメリットは、一度失った歯の組織が自然には元どおりにならないことです。
歯の表面を覆うエナメル質は、人体の中でも特に硬い組織です。
初期の虫歯では、唾液やフッ素の働きによって歯の表面のミネラルが補われ、状態が改善する場合があります。
しかし、治療で削り取った歯の形が自然に再生することはありません。
詰め物によって見た目や噛む機能を回復できても、天然の歯に戻るわけではないのです。
歯を削る量が多いと割れやすくなる
歯を削る量が多くなると、残った歯の強度が低下する可能性があります。
例えば、奥歯の噛む面だけを小さく治療した場合と、歯の両側まで大きく削った場合では、残る歯の量が異なります。
歯の壁が薄くなると、硬い食べ物を噛んだ際に欠けたり、亀裂が入ったりするリスクが高まります。
歯が大きく割れると、被せ物や抜歯が必要になる場合もあります。
歯を削ると再治療が必要になることもある
詰め物や被せ物は、永久に使えるとは限りません。
長年の使用による摩耗や破損、修復物の境目から新たに虫歯ができることがあります。
再治療では古い修復物を外し、虫歯の状態によっては歯を追加で削る場合があります。
治療を繰り返すほど残る歯が少なくなる可能性があるため、最初の治療から削る量を抑えることが大切です。
歯の神経に影響する場合がある
歯の中心には、神経や血管を含む歯髄があります。
虫歯が深い場合や神経に近い部分を治療した場合には、冷たいものがしみたり、痛みが生じたりすることがあります。
歯髄の炎症が強い場合には、神経の治療が必要になることもあります。
ただし、歯を削ったからといって必ず神経を取るわけではありません。
2.歯を削る前に知っておいてほしいこと
歯を削るデメリットがあるからといって、すべての虫歯を削らずに治せるわけではありません。
虫歯の進行度に合わせて、必要な治療を選ぶことが大切です。
初期虫歯なら削らずに改善できる場合がある
初期の虫歯では、歯の表面が白く濁って見えることがあります。
歯に穴が開いていない段階であれば、フッ素の使用や歯磨きの改善、食生活の見直しによって進行を抑えられる場合があります。
唾液には歯から失われたミネラルを補う働きがあり、初期虫歯では再石灰化が期待できます。
ただし、白い部分がすべて初期虫歯とは限らないため、歯科医院での確認が必要です。
虫歯を削らないことが逆効果になる場合もある
虫歯が進行して歯に穴が開いた場合、削らずに経過観察するだけでは対応できないことがあります。
特に、食べ物が詰まりやすい穴や、清掃できない深い虫歯がある場合には、治療が必要になる可能性があります。
必要な処置を先延ばしにすると、虫歯が神経の近くまで進み、結果として大きく歯を削る場合もあります。
歯を守るためには、削らないことだけを優先せず、将来の歯の状態まで考えて治療方法を選ぶことが重要です。
歯を削る量を抑える治療方法
小さな虫歯では、必要な部分だけを削り、歯科用の樹脂で修復する方法があります。
また、深い虫歯では、神経を守るために虫歯の状態に応じて一部の象牙質を残し、適切に封鎖する治療が検討されることもあります。
ただし、すべての虫歯に同じ方法が適しているわけではありません。
虫歯の深さや神経の状態を確認し、治療方法を判断する必要があります。
3.歯を削った治療のあと痛みがあるとき
虫歯治療が終わった後に、歯がしみたり、噛むと痛んだりすることがあります。
一時的な症状もありますが、追加の確認が必要な場合もあります。
歯を削った後に冷たいものがしみる理由
虫歯治療後は、歯の内部にある象牙質や歯髄が刺激に敏感になる場合があります。
特に深い虫歯を治療した後は、冷たい飲み物などで一時的にしみることがあります。
症状が徐々に軽くなる場合もありますが、痛みが長く続く場合には注意が必要です。
何もしなくてもズキズキ痛む場合や、夜間に痛みが強くなる場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。
歯を削った後に噛むと痛い場合
詰め物や被せ物の高さが合っていない場合、噛んだときに特定の歯へ負担が集中することがあります。
噛み合わせが高く感じる場合は、調整によって改善する可能性があります。
一方、歯の神経や根の周囲に炎症がある場合にも、噛んだときの痛みが生じることがあります。
痛みが続く場合は、歯科医院で原因を確認しましょう。
4.歯を削らないためにできる虫歯の予防策
歯を削るデメリットを避けるために大切なのは、虫歯を作らないことです。
毎日のセルフケアと歯科医院での定期的な確認を組み合わせることで、虫歯の予防や早期発見につながります。
フッ素入り歯磨き粉を使用する
フッ素には歯の再石灰化を促し、虫歯になりにくい状態を保つ働きがあります。
成人では、一般的に1,450ppm程度のフッ素配合歯磨き粉が選択肢になります。
年齢によって適切な濃度や使用量は異なるため、お子さまの場合は歯科医院で確認しましょう。
歯磨き後は少量の水で軽くすすぐと、フッ素を口の中に残しやすくなります。
歯と歯の間の汚れを取り除く
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落とせない場合があります。
特に奥歯の間は虫歯ができても見つけにくく、気づいたときには進行していることがあります。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、歯ブラシが届きにくい部分の清掃を補えます。
歯間ブラシはサイズが合わないと歯茎を傷つける場合があるため、適切な使い方を確認しましょう。
甘いものを食べる回数に注意する
虫歯予防では、砂糖を含む飲食物の量だけでなく、口にする回数も重要です。
例えば、甘い飲み物を長時間かけて少しずつ飲む習慣があると、歯が酸にさらされる時間が長くなります。
お菓子や甘い飲み物は時間を決めて楽しみ、食事と食事の間には水やお茶を選ぶとよいでしょう。
食生活の見直しも、歯を削る治療を減らすための大切な予防策です。
定期検診で虫歯を早期発見する
虫歯は初期段階では痛みがないことも多く、自分では気づきにくい病気です。
歯科医院では、歯の表面だけでなく、歯と歯の間や過去に治療した部分も確認します。
必要に応じてレントゲン検査を行い、目で見えにくい虫歯を調べることもあります。
定期検診の間隔はお口の状態によって異なりますが、3か月程度を目安にメンテナンスを行う場合もあります。
5.まとめ
歯を削るデメリットには、天然の歯が元に戻らないことや、歯の強度が低下する可能性、再治療によってさらに歯を削る場合があることなどが挙げられます。
ただし、虫歯が進行している場合には、必要な治療を行うことが歯を守ることにつながります。
大切なのは、健康な歯をできるだけ残しながら、適切な治療を受けることです。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では、できるだけ歯を削らない・抜かない治療を大切にしています。
「虫歯があるけれど、できるだけ削りたくない」「治療した歯を長持ちさせたい」という方も、お気軽にご相談ください。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
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監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良