みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者 吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
「歯周病で歯を失ったけれど、インプラントはできるの?」
「インプラントも歯周病になるって本当?」
「せっかく治療しても、また歯を失うのでは?」
歯周病が原因で歯を失った方にとって、インプラント治療後のトラブルは大きな心配事だと思います。
インプラントは天然歯に近い噛み心地を目指せる治療方法ですが、歯周病の経験がある方は、インプラント周囲炎という病気に注意が必要です。
今回の記事では、歯周病がインプラントに与える影響や治療を受けられる条件、インプラント周囲炎の予防法、治療のメリット・デメリットを解説します。
歯周病で歯を失った方や、インプラントを長く使いたい方、そのご家族はぜひ最後まで読んでみてください!
1.インプラントは歯周病のリスクが高いのはなぜ?
インプラントは人工歯なので虫歯にはなりません。しかし、インプラントを支える歯茎や顎の骨には炎症が起こることがあります。
特に歯周病の経験がある方は、治療前から口腔内の環境を整えることが重要です。
歯周病とインプラント周囲炎の違い
天然歯の歯周病は、歯周病菌などによって歯茎に炎症が起こり、進行すると歯を支える骨が失われる病気です。
インプラントの周囲にも、似た炎症が起こります。
炎症が歯茎だけにとどまっている状態を「インプラント周囲粘膜炎」と呼びます。
炎症が進行し、インプラントを支える骨まで失われる状態が「インプラント周囲炎」です。
インプラント周囲炎が重症化すると、人工歯根がぐらつき、撤去が必要になる場合もあります。
歯周病の経験があるとリスクが高まる理由
歯周病になった経験は、インプラント周囲炎の重要なリスク要因の一つです。
歯周病の原因となる細菌は、天然歯だけでなくインプラントの周囲にも付着します。
さらに、天然歯とインプラントでは周囲の組織構造が異なり、炎症が広がる経過にも違いがあります。
例えば、歯周病によって奥歯を失った方が、残っている歯の歯周病を治療せずにインプラントを入れた場合、周囲の炎症が再び問題になる可能性があります。
インプラントを入れる前に、残っている歯の歯周病も管理することが大切です。
インプラント周囲炎の症状と注意点
インプラント周囲炎は、初期段階では痛みがほとんどない場合があります。
歯磨きの際に出血する、歯茎が赤く腫れる、口臭が気になるなどの変化が見られることがあります。
進行すると、膿が出たり、歯茎が下がったりする場合があります。
インプラントがぐらつく状態は、すでに大きな問題が生じている可能性があります。
痛みがなくても、出血や腫れが続く場合は早めに受診しましょう。
2.歯周病でもインプラント治療はできる?
歯周病があるからといって、必ずインプラント治療を諦める必要はありません。
ただし、歯周病の進行状況や顎の骨の状態によって、治療の順序や方法が変わります。
歯周病治療を先に行うことが重要
歯周病が進行している場合は、基本的に歯周病治療を優先します。
歯科医院では歯周ポケットの深さや出血の有無、歯の動揺などを確認します。
必要に応じて歯石除去や歯周ポケット内の清掃を行い、炎症の改善を目指します。
例えば、歯磨きのたびに出血していた方でも、歯周病治療とセルフケアの改善によって歯茎の状態が安定する場合があります。
インプラント治療は、歯周病が適切に管理されていることを確認してから検討します。
歯周病で顎の骨が減っていても治療できる?
歯周病が進行すると、歯を支える顎の骨が失われることがあります。
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、骨の高さや厚みが重要です。
骨が不足している場合には、骨を増やすGBRなどの治療が検討されることがあります。
ただし、骨造成には追加の手術や治療期間が必要です。
骨の状態によってはインプラントが適さない場合もあるため、歯科用CTなどによる精密検査が重要です。
喫煙や糖尿病もインプラントのリスクになる
歯周病以外にも、インプラント治療の結果に影響する要因があります。
喫煙は歯茎の血流や傷の治りに悪影響を与え、インプラント周囲炎のリスクを高めます。
また、血糖コントロールが不十分な糖尿病も、感染や治癒の問題につながる可能性があります。
持病や服用中の薬がある場合は、治療前に歯科医師へ正確に伝えることが大切です。
3.インプラント周囲炎の治療法と予防アプローチ
インプラント治療では、人工歯を装着した後の管理が非常に重要です。
インプラント周囲炎を予防するためには、毎日の清掃と定期的なメンテナンスを継続する必要があります。
インプラント周囲炎になった場合の治療
インプラント周囲粘膜炎の段階では、細菌の付着を減らし、歯茎の炎症を改善することを目指します。
歯科医院では、インプラントの周囲に付着した汚れを除去し、清掃方法を確認します。
骨の吸収を伴うインプラント周囲炎では、専門的な清掃に加えて外科的な治療が必要になる場合があります。
重度の場合は、インプラントの撤去を検討することもあります。
インプラント周囲炎は治療が難しい場合があるため、早期発見が重要です。
毎日の歯磨きでインプラントを守る
インプラントの周囲には、天然歯と同じように歯垢が付着します。
特に人工歯と歯茎の境目は汚れが残りやすいため、丁寧な清掃が必要です。
歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使用すると清掃を補えます。
ただし、インプラントの形状によって適切な清掃器具は異なります。
歯科衛生士から指導を受け、自分のお口に合った方法を続けましょう。
インプラントの定期メンテナンスは何か月ごと?
インプラントのメンテナンスでは、歯茎の出血や腫れ、噛み合わせ、人工歯の状態などを確認します。
必要に応じてレントゲン撮影を行い、周囲の骨の変化も調べます。
メンテナンスの間隔は患者様のリスクによって異なりますが、歯周病の経験がある方では2〜3か月程度の間隔が検討される場合があります。
毎日の歯磨きだけでは気づきにくい変化を確認できることが、定期検診の大きな役割です。
4.歯周病の方が知っておきたいインプラント治療のメリットとデメリット
インプラントには、失った歯の機能を回復できるメリットがあります。
一方、歯周病の経験がある方は、治療後の管理や感染リスクも理解しておく必要があります。
インプラント治療のメリット
インプラントのメリットは、周囲の健康な歯を大きく削らずに、失った歯を補えることです。
ブリッジでは、欠損した歯の両隣を支えとして利用するため、歯を削る必要がある場合があります。
インプラントは顎の骨で人工歯を支えるため、取り外し式の入れ歯とは異なる噛み心地が期待できます。
また、見た目も天然歯に近づけやすく、食事や会話のしやすさを改善できる可能性があります。
インプラント治療のデメリットとリスク
インプラントのデメリットは、外科手術が必要になることです。
手術後には腫れや痛み、出血などが生じる場合があります。
また、一般的なインプラント治療は保険適用外となり、治療費が高額になる傾向があります。
歯周病の経験がある方は、インプラント周囲炎のリスクにも注意が必要です。
さらに、骨造成が必要な場合は、治療期間や費用が追加される可能性があります。
インプラントが適しているかどうかは、ブリッジや入れ歯も含めて比較することが大切です。
5.まとめ
歯周病の経験がある方は、インプラント周囲炎のリスクが高くなることがあります。
しかし、歯周病があるからといって、必ずインプラント治療ができないわけではありません。
治療前に歯周病を適切に管理し、顎の骨や全身の健康状態を確認することで、インプラント治療を検討できる場合があります。
また、インプラントを長く使うためには、治療後の歯磨きと定期的なメンテナンスが欠かせません。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では、歯科用CTを使用した精密検査や、患者様のお口の状態に合わせたインプラント治療を行っています。
歯周病で歯を失った方や、インプラント治療に不安がある方も、お気軽にご相談ください。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://reservation.stransa.co.jp/266c34454fa9728e8b09eb53f5c18927
監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良