みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者
「吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科」です。
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「子どもの歯に小さな穴があるかも…」
「虫歯なのかな?」「痛くないみたいだけど大丈夫?」
お子さんの歯でこんな変化を見つけたら、とても心配になりますよね。
実は、乳歯は永久歯よりもやわらかく虫歯になりやすいので、早めの対応がとても大切です。
この記事では、「子どもの歯に穴が開いているときに知っておきたい原因・見分け方・予防方法・歯科での治療」をやさしく解説します。
「まだ小さいし…」と悩んでいる親御さんも、この記事を読めばすぐに取るべき行動がわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 子どもの歯に穴が開いてる原因
「歯に穴が開いている=虫歯」と思われがちですが、実はそれ以外の原因もあります。
虫歯(むし歯)
最も多い原因は虫歯です。
虫歯菌が食べ物の糖分をエサにして酸を作り、その酸が歯を溶かすことで穴が開きます。
乳歯は永久歯よりエナメル質が薄いため、虫歯が進行しやすく、あっという間に大きな穴になってしまうこともあります。
酸蝕症(さんしょくしょう)
酸っぱい飲み物やジュース、スポーツドリンクをよく飲むお子さんは、酸で歯が溶ける「酸蝕症」になることがあります。
この場合は、虫歯菌ではなく酸そのものが原因なので、穴の広がり方が違うのが特徴です。
詰め物や被せ物のすき間(再びできる虫歯)
一度治療した歯の詰め物や被せ物の下で、虫歯が再び進んでいることもあります。
見た目ではわかりにくいので、定期的なチェックが大切です。
外傷やエナメル質形成不全
転んだりぶつけたりしたときや、生まれつきエナメル質が弱い場合も、穴が開いたように見えることがあります。
2. 黒い点や白い濁りもサインかも?
「穴がないから大丈夫」と思っていても、実は初期虫歯が進んでいることもあります。
こんなサインがあれば、早めに歯科医院で相談しましょう。
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白く濁った部分:エナメル質が溶け始めているサイン
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黒い点や線:着色か虫歯かの見極めは専門家でないと難しい
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透明感がなくなる:健康な歯の輝きがなくなっているときも要注意
乳歯は痛みが出にくいので、「気づいたら穴が大きくなっていた」というケースも少なくありません。
3. 虫歯ができやすい場所を知っておこう
乳歯の虫歯は、できやすい場所が決まっています。
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奥歯の溝
食べかすがたまりやすく、歯ブラシの毛先が届きにくい部分です。 -
歯と歯の間
見えにくいため、気づいたら進行していることもあります。 -
上の前歯の根元
甘い飲み物を長時間飲んでいると、特に虫歯ができやすい場所です。 -
歯と歯ぐきの境目
ブラッシングが不十分になりがちな部分なので、仕上げ磨きでカバーしましょう。
4. 歯科医院でできる乳歯の予防と治療
虫歯予防のための処置
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フッ素塗布
歯を強くして虫歯になりにくくします。3~4か月に1度の塗布がおすすめです。 -
シーラント
奥歯の溝を薄い樹脂でコーティングして、虫歯菌から守ります。 -
定期検診
小さいうちから定期的に歯医者さんに通うことで、虫歯予防だけでなく「歯医者さんに慣れる」効果もあります。
虫歯ができてしまったときの治療
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初期虫歯(C0・C1)
フッ素や歯磨き習慣の見直しで進行を止めることを目指します。 -
小さな穴(C1・C2)
虫歯部分だけを削って白い樹脂で埋める治療を行います。 -
神経まで進んだ虫歯(C3)
神経の治療が必要になることもありますが、できるだけ痛みを抑えた方法を選びます。
まとめ
お子さんの歯に穴を見つけると、とても心配になりますよね。
でも、早めに気づいてあげることが何より大切です。
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小さなサインを見逃さないこと
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ご家庭での仕上げ磨きと食生活の工夫
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歯科医院での定期検診と予防ケア
この3つを意識するだけで、虫歯のリスクを大きく減らせます。
乳歯は永久歯の健康にも大きく影響するため、早めの相談と予防が何より大切です。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。
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監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良