みなさんこんにちは。
京王井の頭線 吉祥寺駅より徒歩3分、吉祥寺にある歯医者
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科です。
詰め物や被せ物をしている歯、どのくらいの期間もつのか気になりませんか?この記事では、詰め物・被せ物の寿命について詳しく解説し、素材ごとの耐久性や劣化の原因、長持ちさせるためのポイント、交換が必要なサインについてご紹介します。
詰め物や被せ物のトラブルを防ぎ、できるだけ長く快適に使用したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1. 詰め物・被せ物には寿命があるの?
a. 詰め物・被せ物の寿命とは?
詰め物や被せ物は一生使えるものではなく、素材や使用状況によって寿命があります。一般的に、保険診療で使用される銀歯は5〜10年、自費診療のセラミックやゴールドは10年以上持つことが多いです。しかし、口内環境やケア次第で寿命が短くなることもあります。
詰め物や被せ物が劣化すると、接着剤が弱まり隙間ができたり、強い衝撃で欠けることがあります。適切なメンテナンスと予防ケアを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。
2. 素材による寿命の違い
a. 銀歯(メタルインレー・クラウン)
銀歯は保険適用で安価ですが、長期間使用すると金属の劣化や接着剤の劣化により、隙間ができて二次虫歯のリスクが高まります。平均的な寿命は5〜10年程度ですが、適切なケアを行えば10年以上使えるケースもあります。
b. セラミック製(オールセラミック)
セラミックは審美性に優れ、金属アレルギーの心配がありません。適切にケアすれば10年以上持つことが多く、見た目も自然です。ただし、強い衝撃が加わると割れる可能性があるため、注意が必要です。
c. レジン(樹脂)製
レジンは費用が抑えられる一方で、摩耗や変色が起こりやすく、寿命は3〜5年と短めです。特に奥歯には負担がかかりやすいため、定期的なチェックが必要です。食べ物や飲み物による着色が起こりやすい点も考慮すべきです。
d. ゴールド(純金合金)
ゴールドは耐久性が高く、適合性も良いため、15年以上持つこともあります。特に、噛み合わせの強い奥歯に向いています。金属アレルギーのリスクが低く、耐摩耗性も高いため、長期的に安心して使用できます。
3. 詰め物・被せ物が劣化する原因
a. 寿命に影響を与える口内ケア
歯磨きが不十分だと、詰め物や被せ物の隙間に細菌が繁殖し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。フロスや歯間ブラシを使い、適切なケアを行うことが重要です。特に詰め物や被せ物の周囲は磨き残しが多くなりやすいため、意識してケアを行いましょう。
b. 詰め物・被せ物の寿命を延ばすためのポイント
- 毎日の歯磨きを丁寧に行う
- フッ素配合の歯磨き粉を使用する
- 定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
- 歯ぎしりがある場合はナイトガードを使用する
- 硬い食べ物を噛む際には慎重にする
c. 使用状況による影響
噛み合わせが強い方や、歯ぎしりの癖がある方は、詰め物や被せ物に負担がかかり、寿命が短くなりがちです。夜間のマウスピース使用が推奨されることもあります。歯科医院で定期的にチェックを受けることで、歯にかかる負担を軽減できます。
4. 交換が必要なサインとは?
以下の症状が現れたら、交換を検討する必要があります。
- 詰め物や被せ物が取れた・ぐらつく
- 冷たいものや熱いものがしみる
- 噛むと痛みを感じる
- 詰め物や被せ物に欠けや割れがある
- 口臭が気になる(内部で虫歯が進行している可能性)
早めに歯科医院でチェックを受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
5. 銀歯が引き起こすアレルギー反応とその対策
銀歯に含まれる金属が溶け出し、金属アレルギーを引き起こすことがあります。アレルギーが気になる場合は、セラミックやゴールドなどの金属を含まない素材への交換を検討しましょう。また、金属アレルギーの疑いがある場合は、皮膚科でのパッチテストを受けるのも有効です。
6. 歯を長持ちさせたい!虫歯の再発を防ぐ秘訣
詰め物・被せ物を長持ちさせるためには、虫歯の再発を防ぐことが重要です。
- 毎日の丁寧なブラッシング
- 歯科医院での定期健診
- バランスの良い食生活
- 歯ぎしりのケア
- 適切なフッ素の活用
これらを意識することで、詰め物や被せ物の寿命を延ばし、健康な歯を維持することができます。
7. まとめ
詰め物や被せ物の寿命は素材や使用状況によって異なりますが、適切なケアを行うことで長持ちさせることが可能です。寿命のサインを見逃さず、定期的な歯科検診を受けることが重要です。
吉祥寺おとなこども歯科・矯正歯科では24時間WEB予約を行っております。 何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
WEB予約はこちら
監修者: 医療法人社団名月会 理事長 山口昌良